取組の手順
エコアクション21取組手順
はじめてエコアクション21に取り組む場合の手順としては、まず代表者が、エコアクション21に組織全体で取り組むことを決定し、取り組み対象となる組織と活動の範囲を明確にします。エコアクション21の取り組みにあたっては、代表者のリーダーシップが何よりも重要です。
代表者による取組開始の宣言/登録・認証範囲の確定・実施体制構築
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- 最初に、代表者(経営者)がエコアクション21を取り組むことを決定します。
- 同時に取り組み対象となる組織と活動を明確にします。
基本的に会社の全ての組織や従業員が対象です。 - 取り組みをする為に中心となる事務局(できれば各部門から
1名ずつ、難しければ会社で3名以上(データ収集、活動内容の
社内展開、必要書類作成)を指名すると活動が進みやすくなります。 - 環境活動体制をつくります。(環境経営実施体制とは言っても
必ずしも新しく体制を作る必要があるわけではありません。
すでにある全社的な組織表を活用し、各組織の環境に関する役割を
明確にし、文書化します。)
全社の環境に関するデータを収集する。
- 全社(本社、工場、店舗、サイトの環境負荷(電気、ガス、ガソリン、水、廃棄物の量)や、環境取組状況のを把握します。(最低3か月分)
- 自社の環境活動の現状を把握します。
- 御社に関係する環境関連法が遵守されているかをチェックし、表にして
まとめる。
[Plan計画]現状調査を踏まえてエコアクション21のシステムを構築
します。
- 環境への基本方針を示す環境方針を定めます。
- 環境負荷の削減、環境への取組推進計画を策定します。
[Do実施] 環境方針、環境目標を達成する為の取組を開始します。
- 環境方針、環境目標を達成する為の取組活動(計画の実施)をします。
- 教育訓練、内部及び外部のコミュニケーションの実施を行います。
[Check評価]エコアクション21システムの運用状況を評価する。
- 活動成果を環境方針、環境目標及び計画と照合し評価します。
[Action見直し] 代表者によるシステム全体の評価をする。
- 代表者は、エコアクション21全体の取組結果について評価し、次へ向けての継続的改善を図るために、改善、変更等の指示をします。
- 必要に応じ是正及び予防処置をする。
社会的説明責任に基ずく情報公開資料(環境活動レポート)の作成。
- エコアクション21の要求事項であり、決められた項目を記載し定期的に作成し、必要に応じて公開します。